「若松城下の郭門跡を探る」

10月16日（日）の歴史文化講座では、江戸時代、郭内にあった武家屋敷の出入口の郭門の跡や、

現在の町なかにも残る外堀と土塁の痕跡、江戸時代から伝わる場所などを探りました。

当日は、気持の良い秋晴れの中スタートしました。まなべこから栄町第一庁舎近くの甲賀町口郭門跡へ向かい、六日町口、三日町口、徒之町口、天寧寺町口、今も残る土塁を見て歩きました。

　郭門に沿った道の形状を見たり、江戸時代から残る道や現在も残る武家屋敷の一軒一軒の地割など、普段通る道でも今まで気付かなかった発見がありました。

この他に島原の乱の戦で、保科正之の家臣が地蔵を盾として手柄を立てたことをいわれとする、

櫻ヶ丘出世地蔵尊。
助けた女性の幽霊がくれた幽霊清水など不思議なお話しなども聞きながら、回りました。
近くにある知らない歴史を、小学６年生から７０代の方々皆さんと共に、楽しく歴史に触れる事ができました。
　皆さんも現在にも残る昔の痕跡を、歩いて探してみるのはいかがでしょうか。