企画展・講座
2022/11/25
会津の城を学ぶ
11月13日(日)のまなべこ歴史文化講座は、陣が峯城跡、向羽黒山城跡、柏木城跡の築城の意味や研究結果のお話を聞きました。
![]() |
《陣が峯城跡》 講師:吉田博行氏
平安末期に会津に城があり、摂政関白の所領があったとは驚きました。
また城全体から矢じりが出てきて、凄い戦いだったのが分かったり、おにぎりが焼かれた状態だったので、朝ごはんの最中の戦いだったのかなと想像出来ました。
![]() |
《向羽黒山城跡》講師:梶原圭介氏
蘆名盛氏が8年の歳月を掛け、完成させました。
発掘しなくても、堀や屋敷跡がすぐに分かりました。広大な山城からは会津若松が一望する事ができ、守りも敵の動きもよく分かったことでしょう。
![]() |
《柏木城跡》講師:吉田昌央氏
蘆名時代の終りの頃、米沢の伊達氏から、会津を守るために造られました。
当時の山城は土造りが一般的でしたが柏木城跡は石積があちこちにあり、石積を見せることで、蘆名氏は自らの力を武将や領民に示す意図があったのかも知れません。
参加者から「3つの城の共通点や城としての見所が深められ、3つを取り扱う良さがあった」などの感想を頂きました。ありがとうございました。
次回のまなべこ歴史文化講座は令和5年1月29日(日)、
関ヶ原前後の会津~上杉景勝の真意~をテーマに、外部講師をお招きしてお話していただきます。
詳しい内容はまなべこHPまたは1月号の市政だよりでお知らせいたします。