企画展・講座
2018/01/17
こんにちは!!
去る1月14日(日)、第40回目となる「まなべこ」歴史文化講座を開催しました。
今回は『「新収蔵・公開資料展」展示解説とミニ講演会』をテーマに、展示解説を会津若松市史研究会会長の間島 勲氏が、ミニ講演会を会津若松市史研究会副会長の野口 信一氏が講演しました。
今月13日からはじまりました「新収蔵・公開資料展」の展示解説では、会津藩士の間で盛んだった和歌(詠歌)の話や白虎隊士だった飯沼貞吉や会津藩家老の西郷頼母、町野主水(会津藩士)の戸籍謄本の展示に皆さま、大変興味津々の様子でした。
ミニ講演会では『戦死者埋葬と婦女子扶助に関する新史料紹介』と題しまして、昨年の秋に新たに発見された史料として、会津をはじめ全国的にも大変話題となりました「戦死屍取仕末金銭入用帳(せんしかばねとりしまつきんせんにゅうようちょう)」と「旧藩御扶助被下候惣人別(きゅうはんおんふじょくだされそうろうそうにんべつ)」の2種類の史料に基づいて、戊辰戦争後の戦死者の埋葬についてお話を聞きました。
新たに発見された貴重な史料の講演・解説ということで、参加者の皆さまの興味深く耳を傾ける姿や、うなずきながら熱心にメモを取る真剣な姿などが大変印象的でした。
今回も「まなべこ」歴史文化講座にたくさんの方々にご参加いただき、ありがとうございました!!
次回は、2月11日(日)13:30~ 第41回「まなべこ」歴史文化講座『会津のろうそく』です。
元福島県立博物館学芸員の佐々木 長生氏が行います。予約は不要です。ぜひ!ご参加ください。お待ちしております。