去る10月23日、１７回目となった「まなべこ」歴史文化講座を開催しました。今回は「鶴ヶ城周辺を巡ろう」と題して、お城の東側と南側の土塁と石垣の解説を中心にして散策しました。

　これらは同じ時代に造られたわけではありません。石垣の積み方や土塁の形から、その年代を知ることができます。鶴ヶ城では蒲生時代のもの、加藤氏の改修の時のもの、そして近代になって積まれたものなど、様々な時代の石垣を見ることが出来ました。

　お城を少し離れると、思いもかけないところに江戸時代の名残を見つけました。文化センターの裏手や旧陸上競技場の土手、これらは昔の土塁や外堀の痕跡を残しています。特に石垣についての解説をもっと聴きたいと、ご好評頂きました。

　たくさんの方のご参加ありがとうございました。次回の「まなべこ」歴史文化講座は、１１月１３日開催の「不思議発見！城下町を歩こう～ブラタモリ編～」を予定しています。今年７月に放送された『ブラタモリ』の会津若松の回で紹介された場所を中心に、番組に出演した文化課職員がご案内します。未放送の話や撮影の裏話が聴けるかも？

　こちらのイベントは定員３０名の予約制になっております。予約受付開始は１１月５日となります。参加をご希望の方はお早めにご予約ください。