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歴史文化講座「不思議発見!鶴ヶ城の土塁と石垣」を開催しました

企画展

2019/11/17


 11月17日、第67回まなべこ歴史文化講座「不思議発見!鶴ヶ城の土塁と石垣」を開催しました。今回は毎年恒例の鶴ヶ城巡りで、土塁と石垣を中心に見て回りました。鶴ヶ城は東北三大石垣の城の一つで、東日本では屈指の石の城です。蒲生氏郷の築城、加藤明成の改修、そして幕末期までの改修など、様々な時代の石垣を見られるのが特徴で、鶴ヶ城は石垣を見に来るところだ、という人もいるほどです。また、二ノ丸や三ノ丸には、蒲生時代の土塁もよく残っています。

 朝からの強風が心配されましたが、午後からは幾分穏やかになり、やや肌寒いながらも日が差してきました。鶴ヶ城の紅葉はもう終わりかけですが、モミジやイチョウがまだ美しい色を残した中を歩く、絶好の散策日和でした。

 石垣の積み方や、堀・土塁の横矢掛かりなどの基礎的なことから、石垣の積み直しの痕跡などマニアックなものまで、他では聞けない解説に、参加者の方々は感心しきりでした。熱心な方が多く、細かい部分にまで質問が飛び交い、とても充実した講座となりました。

 また、鶴ヶ城の再建についての話もあり、特に先ごろ決まった御三階の再建については、担当者ならではの詳しい解説が聞けました。

 参加者の皆様、今回のまなべこ歴史文化講座においで頂き、ありがとうございました。次回の講座は11月23日(土)、郡山女子大学短期大学部の會田容弘先生による講演会「平安時代の笹山原ムラ -土師器作りのムラー」となります。同日から、郡山女子大とのコラボ企画「発掘ガール奮闘記」も始まります。午後1時から学生による展示解説もありますので、ぜひお越しください。