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第44回歴史文化講座「鳥羽伏見の戦いと山川浩」開催

企画展

2018/05/15


 すでに夏の気配さえ感じられるこのごろですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 5月13日(日)午後1:30から第44回目となります歴史文化講座を開催しました。今回は、御坊市中吉旅館末裔の中野健氏と、昭和女子大講師の遠藤由紀子氏を講師にお招きして、「鳥羽伏見の戦いと山川浩」という戊辰150年にちなんだテーマでのお話をしていただきました。

 会津戦争で、新政府軍に包囲された鶴ヶ城に彼岸獅子の舞での入城を果たし、知将としても知られる山川浩は、鳥羽伏見の戦いに敗れて紀州に逃れた際に熱病にかかり、御坊市の中吉旅館で手厚い看護を受けました。助けてもらったお礼の手紙と会津漆器の椀や大皿を旅館を営む中野家に贈っています。それを今回戊辰150年の節目の年に会津若松市に寄贈していただき、現在その品々を歴史資料センター「まなべこ」で展示しています。そのご縁もあってお二人をお招きしての講演会となりました。

 講座では、遠藤氏による鳥羽伏見の戦いの経緯の解説と、中野氏がお礼の品を代々大切に受け継いできたことを説明し、山川浩が会津若松市と御坊市の友好の懸け橋となったことを多くの人に知ってもらいたいと語っていました。

 講演会は、遠く和歌山県の御坊市や、他県からも参加していただき大盛況のうち幕を閉じました。